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方ノ上城跡から「狼煙(のろし)」が秋空に上がる
2024年11月3日(日曜日)、方ノ上城跡で、戦国時代の通信手段として使われたとされる「狼煙(のろし)」の再現イベントが行われました。
秋空に上がる狼煙の様子
これは、市内東益津地区のまちおこしグループ「山の手未来の会」が毎年行っているもので、今年で28回目。
午前9時半、方ノ上城跡がある石合山の山頂(標高230メートル)から、白と赤の狼煙が交互に上がりました。
山頂での準備の様子
狼煙上げ作業をするメンバー
筒の先から上がる狼煙
狼煙の様子を確認するメンバー
「方ノ上城(かたのかみじょう)」は、戦国時代(1500年頃)、今川家の武将が高草山の中腹に伸びる尾根に築いたとされる城。今川家の内乱では、山頂から狼煙を使い、方ノ上城と花倉城(藤枝市)が連絡をとっていたという説があります。
山のふもとでは、地域住民も秋空に上がる狼煙を見守っていました。
ふもとから狼煙を見上げる親子
同会事務局の藤ヶ谷さんは「今年も無事に上がってよかった。来年も継続して活動していきたい」と話していました。
山の手未来の会の皆さん
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ページ更新日:2024年11月3日