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“焼津産”サバサンドが絶品!ベーグル専門店「Yuruk(ユウリュック)」

焼津昭和通り商店街に2017年の年末にOPENしたベーグル専門店「Yuruk(ユウリュック)」
場所は焼津市役所の近く、ゼントラYOGAさんの隣です。

Yuruk(ユウリュック)の外観

国産の小麦を使用した生地と、こだわりの素材から作られるベーグルは、体にもやさしい美味しいベーグルです。

焼きたてのベーグル

こだわり素材を使用したメニューは2018年現在12種、“焼津”ならではのベーグルもあり、様々な味を楽しめます。

サバサンド

焼津の小川港で上がった新鮮なサバを使用。焼津とトルコのマリアージュが絶品です。

かのこ

岡部の抹茶をたっぷり使用したバターと小倉(かのこ豆)を挟んだベーグル。名古屋の小倉サンドが好きな方はきっとハマる味。

店名のYuruk(ユウリュック)とはトルコ語で『ノマド(遊牧民)』という意味。
“ノマドライフ”という言葉も耳にしますが、慌ただしい現代に洒落たネーミングですね。

とても素敵な店舗ですが、聞いてびっくり夫婦で力を合わせた手作りのお店なんだとか…

店主が大工仕事をこなし、なんと奥さまが内装の壁や床、看板などを手がけられたそうです。
奥さまは現役の左官職人さんと聞いて納得。焼津いちの垢抜けた空間かもしれません。

ユウリュックの店主松永さん

店主の松永さんは静岡市の出身。
東京のパン屋さんでの修行後に新婚旅行で世界一周の旅へ、帰国後にお店をOPENされました。

世界一周の旅は1年で35か国を周り、世界中の食材に触れてきました。
トルコで出会った“サバサンド”に感動し、“焼津”のサバをイメージしたそうです。

インタビュー中に覗きにきた、大家さんからもお話を聞くことができました。最初はこんな場所でパン(ベーグル)が売れるのか?とかなり心配していたそうです。

ある夏の暑い日に汗を流しながら夫婦でお店作りをする姿を見て感動。日に日に応援してあげたいとの思いが募り、自家製の梅ジュースを差し入れたり開発中のベーグルを一緒に試食して意見したりと協力されたそうです。

新しい孫(家族)ができたような感覚だそうで、“ベーグル”を初めて食べた時にはこんな石みたいなパンは食べられない!
と思ったが今では友達にも広め、Yuruk(ユウリュック)応援団を増やしているそうです。

83歳の大家さんも今ではお店の様子を覗きに来ることが日課。
古き良き!?活気に溢れた焼津の景色を知っている大家さんも昭和通り商店街に人が流れ賑わう光景にとても嬉しそうでした。

余談ですが、鮮度が落ちてしまってお店にだせない食材は、大家さんへの手土産になったりするそう。

お二人から、とっても嬉しそうに話していただけたのが印象的でした。

お店の出店(移住先)に“焼津”を選んだ理由はいろんな意味で“ちょうど良い”コト。
大家さんとの出会いもあってか、焼津は人と人の距離が近く人情に溢れ、とても過ごしやすい場所と話してくださいました。

こんな素敵なお店に是非一度足を伸ばしてみてください。
早い時間に売り切れになってしまう場合もあるので、遅い時間に訪問の際には事前のご予約がオススメです。

サバサンドを作る松永さん

店頭に置いてあるカード

Yuruk(ユウリュック)

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まちリポ事務局

焼津の魅力を発信する有志のリポーター「焼津まちかどリポーター」の運営事務局。
「旬」な焼津のヒト・コト・モノを発信するべく、まちかどリポーターにさまざまなサポート・支援を行っている。

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ページ更新日:2018年3月7日