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国の登録有形文化財を大胆リノベ!やさしい気持ちになれる「toiro cafe」へようこそ
こんにちは!
最近カメラにハマり始めた現役女子大生、ららんどです
古民家カフェ「toiro cafe(トイロカフェ)」を紹介したいと思います!
「toiro cafe」は、焼津市の浜当目にある国の登録有形文化財・原田邸をリノベーションしたカフェです!
元衆議院議員で建設大臣も務められた故 原田昇左右(はらだしょうぞう)さんの生家で、なんと築150年なんだそうです!
JR焼津駅南口から浜当目方面に歩くこと約20分。
上品な雰囲気の和風門が見えてきます。
入口の和風門
お部屋の中もお庭もとても広かったです。
今も使われている150年前のガラス
梁に備え付けられた蝶型のハット掛け
昔懐かしい「ねじり錠」
なんだかかわいい鍵を発見!
「ねじり錠」と言われるもので、鍵穴に鍵を差し込み回転させることで戸を締め付けて固定させるのだそうです!
中庭にある蔵
なかには、時代劇でしか見たことのないような建造物も!
和モダンなおしゃれ空間でのんびり過ごせる日が待ち遠しいです。
実は‥‥ただのオシャレカフェではないのです!
今回はオープン直前のtoiro cafeスタッフの星野さんに特別にお話を伺うことができました。
toiro cafeには、ある「やさしい気持ちになれる」ヒミツがあるそうで‥‥
実は、このカフェのスタッフさんは障害をもつメンバーさんなのです!
お店の名前「toiro cafe」の由来は、「十人十色」。
「障害者が主役となって輝き、十人十色の個性を認められる場所をつくりたい」という思いから名づけられました。
もしかしたら、注文を間違えてしまうかもしれませんし、提供に時間がかかってしまうかもしれません。
そんなときはぜひ、優しく、のんびりした気持ちで見守ってください
人にやさしくできた日って、なんだか幸せになれますよね。
toiro cafeは、みんなが幸せになれるあたたかい居場所になりそうです!
toiro cafeの注目商品
店内で販売するストラップ
こちらは運営元であるスタジオプレアデスのメンバーさん(障害就労支援事業所で働く利用者さん)の手づくり富士山ストラップです!手づくりとは思えないキレイさ!
星野さんのお話で感じたこと
わたしは大学で福祉について学んでおり、星野さんのお話は感銘を受けることばかりでした。
社会とは本来、一方的に何かをして「あげる」のではなく、互いに認め、支え合うことで成り立つもの。
「障害をもつスタッフさんが一生懸命働いて、お客さんもそれを認め、時には支え合うようなカフェがあったら」と星野さん。
とっても素敵ですね
福祉について学んでいると、重たい話が多くて気持ちが沈むこともあるのですが‥‥
toiro cafeには、わたしたちが暮らす社会の明るい希望やあたたかさが詰まっているような気がして、とてもワクワクしました!
toiro cafe責任者の星野さん(写真右)
やさしく、あたたかな空間を満喫してくださいね
toiro cafe
- 住所:静岡県焼津市浜当目1丁目492(地図(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開きます))
- 営業時間:午前11時30分~午後2時30分
- 定休日:日曜・祝日・年末年始・臨時休業あり
まちかどリポーター
まちリポ事務局
焼津の魅力を発信する有志のリポーター「焼津まちかどリポーター」の運営事務局。
「旬」な焼津のヒト・コト・モノを発信するべく、まちかどリポーターにさまざまなサポート・支援を行っている。
ページID:255
ページ更新日:2022年3月10日