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まちリポチャリ部発足!焼津市観光協会のレンタサイクルで焼津北部を回遊

焼津は平地が多い土地柄、サイクリングにはぴったり。
コロナ禍に起こった自転車ブーム以降、市内でも海沿いを中心にロードバイクや、焼津市観光協会のレンタサイクルで市内を走る人たちが多くなったと感じます。

実は、焼津の水産事業者仲間でも『おさかなチャリ部』なるものが存在し、そのかわいらしいチーム名からは想像できないハードな活動内容で、週末には東は三島市、西は浜松市まで“回遊”しているそうです。車で行くのでも気合がいるのに……。

と言うことで、「おさかなチャリ部×まちリポ」のコラボ企画が実現しました!(実は天候などで機を逃し続け実現まで3年かかりました。笑)

準備完了!(後方4名がおさかなチャリ部)

今回は、まちリポから3名、まちリポ事業の管理・運営をする焼津市シティセールス課から2名、事務部から2名が参加し、「おさかなチャリ部」からはリーダーの見崎さん(山福水産社長)とメンバー3名がサポーターとして参加してくださり、『まちリポチャリ部』が結成されました。

なんと見崎さんは当日の集合前にルートの安全確認のために試走してきたとのこと。恐るべし、おさかなチャリ部!

焼津の玄関口“焼津市観光協会からスタート”!

自転車は焼津市観光協会さんの「まちなかレンタサイクル」を利用しました。

ここでは、普通自転車(いわゆるママチャリ)に加え、電動自転車15台を完備!(レンタル料金は、普通自転車1日500円、電動自転車1日800円。レンタル料に加え保証料500円も必要です。返却時自転車の状態を確認後返金されます)。

今回は、焼津の魅力だけでなく、“電動アシスト付き自転車のスゴさを体感する!”という裏テーマ(おさかなチャリ部からのリクエスト)もあったので、みんな電動自転車をチョイス。

走る前に、まずはサポーターの皆さんからサドルの適正な高さ、ブレーキグリップの状態、回遊中のハンドサイン、電動アシストの使い方や使うタイミング、注意事項など、安全に回遊できるよう説明してもらいました。

サポーターによる自転車チェック

 

それでは、見崎さんを先頭に回遊のスタートです!

当日のお天気は曇り、まだまだ暑い9月後半にはちょうどいいお天気でした。
そして下記のスケジュールで焼津市北部をメインに”大”回遊(わたしたち初心者にとっては。笑)!

  • 8時30分:焼津市観光協会集合
  • 9時:回遊スタート!
  • 9時30分:高崎成沢の滝不動
  • 10時:林叟院
  • 10時30分:浜当目海岸
  • 11時:焼津漁港外港
  • 11時30分:焼津PORTERSで昼食
  • 解散

わたしは電動自転車に乗るのは今回が初めて。

自転車をこぎ出すや否や、電動自転車の快適さを一瞬で体感できました。軽い軽い、すいすいと進んでいきます。途中、ちょっとした坂道や、向かい風にはパワーモードを上げれば楽勝!こりゃ楽ちんだ~!

左手にサッポロビール工場、右手に東海道線

彼岸花ロードを駆け抜ける

 

そして、高草山のふもとを目指してみんなで走っていきます。
道中では、すれ違う人たちが「がんばって~!」と声をかけてくれ、焼津の人のあたたかさを感じました。

車社会だからこその自転車で非日常を味わう

自転車だと車で通ることができない道も走行できるので、「え、焼津にこんな道があったんだ!」と新たな発見の連続。

個人的には上の写真にあるサッポロビールと線路に挟まれた細道に一番感動しました。「次はどんな道が出てくるんだろう?」「どこにつながるんだろう?」と、冒険のようで童心に返りワクワク。

とても気持ちよかった坂道

 

最初の目的地「高崎成沢の滝不動」に向かっていたところ、急な坂道が現れました!

教わったとおり、“坂道ではアシストパワーをマックスにしてギアは軽く”……よし!電動だからここもすいすい~と思っていたのもつかの間。重力には勝てず、ほんの150mほどの坂道でしたが上り切った頃にはみんなゼーゼーしていました(笑)。まさに心臓破りの坂!!日ごろの運動不足を思い知らされました。

休憩がてら成沢の水で手を清めてリフレッシュ。

心臓破りの坂の後

流れ落ちる水の音が涼し気!

生き返った!

 

そして再び走り始め、午前中最後のミッション「林叟院」に到着です。
本当は座禅体験もしたかったのですが、この日は住職さんのご都合で次回のお楽しみにとっておくことに。本堂をお参りして、みんなで談笑し楽しいひと時を過ごしました。苦労を共にしたことでチームワークも生まれ部活感が増しています。

談笑中の部員

林叟院さんでも帰りも安全に、とお参りしました

まちリポチャリ部

 

帰りは、朝比奈川から瀬戸川河口に抜ける太平洋自転車道を通過し、浜当目の集落に入っていきます。小路から海岸に出る瞬間、目の前にぱっと広がる海岸はここでしか味わえません。浜当目海岸は焼津市内で唯一の遊泳可能なビーチで、夏の海開き期間には多くの海水浴客でにぎわいます。

9月は秋の海で雰囲気があり、ただただ眺めているのもいい時間です。

風が気持ちいい浜当目海岸にてみんなで小休憩


そして、お昼に近づき、終着地「焼津PORTERS」に向かう途中、雰囲気のある路地を通り抜けて焼津漁港外港に出ました。

自転車だからこそ雰囲気を味わえる路地


そして「焼津PORTERS」に到着!
ここまで合計16kmでしたが、冒険しているような楽しさゆえにあっという間の時間でした。電動自転車最高!!

運動後のごはんって最高~!

まちリポチャリ部サポーターさん、ありがとう!


待ちに待ったランチタイム。
みんなで、焼津POERTERSにある「PORTERS CAFÉ」や「こめふく」のおいしい焼津ごはんを食べながら、チャリ回遊の話で大盛り上がりして、「またやりたい!まちリポチャリ部を続けていこうよ!」と満場一致! 

この自転車旅でまちリポ同士、市役所、事務局さんとの親睦も深まったこともうれしかったです。

感想 

鰹は世界中の海を泳ぎ回る「回遊魚」。チャリ回遊の“回遊”は、焼津が冷凍鰹水揚げ金額日本一である鰹のまちであること、リーダーの見崎さんが冷凍かつおの加工会社で鰹を愛してやまないので”回遊”という言葉を選びました。自由にどこまでも走り続けられるサイクリングにぴったりの言葉ですよね。

今回は初心者コースでしたが、半日でもこんなにたくさんの知らなかった焼津に出会えたことで、「焼津ってまだまだ奥が深いなあ~」と思わされました。個人的にも焼津は地域によって魅力が変わってくると思っていて、焼津北部の豊富な自然とのんびりとした雰囲気を肌で感じながら走るのはとても心地よかったです。

自転車だからこそ、見えるもの、出会えた道、たくさんの発見に心躍るチャリ回遊でした。

次回にも期待です!

達成感あふれる笑顔で集合写真!

まちかどリポーター

まちかどリポーター:あきの

あきの

焼津で生まれ育ち、現在は焼津の水産会社で広報を担当。その中で焼津の良さを再発見したことをきっかけに、地元の人にも知られていないような焼津のおもしろさをもっと多くの人に知ってほしいと思い、まちリポに参加。

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ページ更新日:2025年1月31日