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焼津のお魚マンホール

焼津まちかどリポーター しのです。

唐突ですが、私マンホールが好きなんです。

正確にはマンホールではなく「マンホールの蓋」と呼ぶべきものですが、敢えてマンホールと呼ばせてください。

出先でも気づくとマンホールの写真を撮ってSNSにあげています。

マンホール好きのことを『マンホーラー』といい、SNSでグループも存在しています。

私のリアルな友人の中でもマンホーラーは私以外1人しかいませんが…、お互いもう1人のマンホーラーに向かって可愛いマンホールを見つけるとせっせとSNSに投稿して2人で喜んでいます。

 

いつからそうなのか全く意識していませんでしたが、焼津には可愛いお魚柄やカモメ柄のマンホールをあちこちで見かけます。

色のないマンホールはもちろんですが、カラーマンホールも多くあります。

 

調べていて分かったのですが、マンホールには電気や水道など目的によって設置者が違うそうで、焼津市の可愛い絵柄マンホールは下水道課が設置しているものだそうです。

もちろん多くの自治体がそうであるようにシンプルなマンホールもたくさんあります。

シンプルなものも色々な柄があって写真を撮らずに素通りなんてできません。

 

シンプルなマンホール

シンプルな小さめのマンホール

 

シンプルな防火井戸のマンホール

シンプルなマンホール


ところが、わが家から焼津駅まで徒歩3分の道の間にあるマンホールは10個とも全部お魚柄です。

お魚柄のマンホール

 

よその土地に行ってもマンホールが気になる私ですが、都内でも横浜でも世界的観光地である京都でさえも、可愛い絵柄ましてやカラーとなると滅多に見かけません。

 

最近は、アニメ等とコラボしたマンホールが各地に増えてはいるようですが、それでも1個か2個コラボしたマンホールがあるにすぎません。

その点、わが町焼津には至る所にカラーマンホールがあるので歩いていても楽しくなります。

お魚柄の色のついたマンホール

 

富士山とお魚柄の色のついたマンホール

 

松の木やカモメの周りを魚が泳ぐデザインのカラーマンホール

焼津市にあるカラーマンホール

 

そもそも焼津にカラーマンホールが何種類あるのだろうと気になったので、焼津市の観光協会さんにお話を聞きに行ってきました。

焼津市観光協会


マンホールについて伺うと、可愛いのぼりと缶バッジを見せてくださいました。

缶バッジは3種類。結構売れているそうです。

可愛いので私もつい買いたくなりました。

マンホールカードののぼり

マンホールの缶バッチ

 

焼津市にあるカラーマンホールは全部で3種類とのこと。

カラーマンホールがない自治体もあるなか下水道課さんのやる気を感じられますね。
そして、私が認識していた数と一致していたので「制覇していた!」とちょこっと嬉しかったです。

 

下の写真のマンホールは先出のものと同じ絵柄ですが、日に焼けたように色がちょっと薄めです。
色が薄めのカラーマンホール

下の写真のマンホールは逆にすごく濃いんですけど、一部が欠損してるので新しいから色が濃いというわけではなさそう。

一部が欠損しているが、色が濃いカラーマンホール

色が少し違うだけでも新鮮で、別の絵柄かと思いもっと種類が多く感じましたが、あくまで焼津市にある絵柄マンホールは3種類だそう。

それでもやはり、新規に設置されたものは色鮮やかだというお話でした。

ふぃしゅーな近辺に設置されているものは色が鮮やかですよとのこと。

 

また、多くのマンホーラーはマンホールカードを集めることを目的に各地を訪れることが多いそう。

マンホールカードとは、世界に誇れる文化物である日本のマンホール蓋を皆さまに楽しく伝えるとともに下水道への理解・関心を深めていただくためのコミュニケーションツールで、全国の地方公共団体と一緒にGKP(下水道広報プラットホーム)という組織が発行しているものです。

 

簡単なアンケートに記載すると無料でマンホールカードが頂けます。

焼津市では駅前にある焼津市観光協会でいただけるということもあって、春夏冬休みの時期になると青春18切符で全国からカードを貰いに来る方が増えるようです。

 

私はあちこちでマンホールの写真は撮りますが、マンホールカードを頂いたのは初めてでした。

無料でいただけるのに思ったよりしっかりした素材です。

表面にはマンホールカードの写真と焼津市の経度緯度が記載されていて、裏面にはデザインの由来が、紹介されています。

焼津市のマンホールカード(表)

焼津市のマンホールカード(裏)

 

このカラーマンホールの設置開始は1993年だと記載がありました。

30年以上前のことです。意外と歴史は古いんですね。

綺麗だし読み応えもあるマンホールカードを、ちょっと集めてみたくなってしまいました。

 

焼津市観光協会さんにはカラーマンホール設置箇所の案内地図もあります。

カラーマンホール地図

 

最後に焼津市観光協会の方からマンホールではないですがちょっとレアな鉄蓋の設置場所を教わって見に行きました。

(番外編1)温泉管理用鉄蓋

温泉!レアでウキウキします♪

 

そしてもうひとつ。

各家庭の「公共ます」の蓋です。

「公共ます」とは家庭内から排出されるすべての排水を合流させ、道路にある下水道へと繋ぐものです。

例外もありますが、焼津市では一般的には家庭の敷地内にあるものだと、今回、焼津市下水道課さんから教えていただきました。

(番外編2)我が家の公共ますの蓋

萌えます!

こんな可愛いものを各家庭に設置してくださってありがとうございます♪

 

皆さんもたまにはお散歩して、焼津の可愛いマンホールを見て歩きませんか?

まちかどリポーター

まちかどリポーター:しの

しの

焼津生まれ焼津育ち。高校生以降はほとんどの時間を静岡市で過ごし、その後、横浜・東京で暮らしたのち親の介護でUターン。ほとんどの時間を職場のある静岡市で過ごすため焼津の情報に疎かったのだが、コロナ禍以降、ワンコを連れて市内をフラフラすることが増え焼津の良さを再認識。還暦も過ぎ、地域貢献したいなとまちリポ参加。

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ページ更新日:2024年3月22日