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「特定の誰かの人生に彩りを」~梨を通して届けたい想い~

梨畑で収穫を迎えた志太梨を手に笑顔を見せる、浅田梨園園主の浅田侑也さん

「焼津といえば海。」 そんなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、焼津には約150年の歴史を持つ「志太梨」があります。

今回訪れたのは、その歴史ある梨園を受け継ぐ浅田梨園さん。

梨についてお話を伺うつもりで訪れました。しかし取材を終えて私の心に一番残ったのは、ある一つの言葉でした。

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志太梨の魅力を未来へ

志太梨は約150年の歴史があり、かつては皇室への献上品として親しまれたこともあります。戦後は米作りへの転換や後継者不足などにより梨農家が減少する中、浅田さんはその歴史ある梨園を受け継ぎ、志太梨の魅力を未来へつないでいます。

浅田梨園では、焼津生まれの「喜水」をはじめ13品種の梨を栽培しています。「喜水」は酸味が少なく、さっぱりとした味わいが特徴の早生梨です。

私は、梨といえば甘いイメージを持っていたので、「さっぱりとした味わいの梨もあるんだ」と驚きました。品種ごとに収穫時期や味わいが異なるため、7月中旬から9月中旬までさまざまな梨を楽しめることも魅力です。

青々とした葉の間に、丸く色づいた2つの志太梨が実っています

 

梨を通して、人の心が少し豊かになるきっかけを届ける

取材の中で、浅田さんが話してくださった言葉があります。

「特定の誰かの人生に彩りを、心の豊かさのキッカケを作りたい。」

この言葉が、今回の取材で一番印象に残りました。

浅田さんは、梨は自分で食べても幸せな気持ちになり、大切な人へ贈れば、その人も幸せな気持ちになれると話してくださいました。

だからこそ目指しているのは、梨を通して、人の心が少し豊かになるきっかけを届けること。 その想いが、この言葉に込められていました。

その想いは、8月20日から始まる『あなただけの梨狩り写真館』にも表れています。

「あなただけの梨狩り写真館」という名前は、お世話になっていた方が名付けてくださったそうです。浅田さんはフォトグラファーとしての一面も持ち、農業とカメラを組み合わせた体験を実現したいという想いから、この取り組みを始めました。

浅田さんが選んだのは、1日1組限定というスタイルでした。

私は他の梨園さんでは多くの方が梨狩りしているイメージだったので驚きと“なぜだろう?”という疑問がわきました。

そこには、一組一組のお客様とゆっくり向き合い、その日、その時間、その場所で過ごした体験そのものを、大切な思い出として持ち帰ってほしいという願いが込められていました。

「あなただけの梨狩り写真館」の案内用紙と、収穫体験で使用するかご。
1日1組限定で、ゆっくりと梨狩りを楽しめます

さらに現在は、シーズン以外でもお客様とのつながりを大切にしたいという想いから、梨を使ったシードルの販売も計画されています。今後の新たな取り組みにも期待が高まります。

取材を終えて感じたのは、浅田さんが届けたいのは、おいしい梨だけではないということです。 大切な人へ贈る喜び、家族で過ごす思い出、そして誰かの心が少し豊かになる時間。

「特定の誰かの人生に彩りを。」

たくさんの志太梨が実る梨畑で、腕を組み笑顔を見せる浅田梨園園主の浅田侑也さん

 

 

その想いは、一つひとつの梨を通して、多くの人へ届けられているのだと感じました。

 

浅田梨園

 

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焼津出身・焼津育ち、焼津在住。焼津マラソンやさわやかウォーキング(焼津コース)に参加するなど、地元焼津が大好き!まちリポとして魅力を発信しつつ、まだ知らない魅力も発見していきたい。

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ページ更新日:2026年8月17日